体長|11.5~25ミリ
時期|5~11月
レア度|★★☆☆☆
RDBカテゴリー|なし
環境|森林・防風林・土場・緑地・公園
分布|北海道・本州・四国・九州・飛島・粟島・佐渡・伊豆諸島・隠岐・対馬・壱岐・五島列島・甑島列島・黒島・種子島・屋久島・口永良部島・トカラ列島・奄美諸島・沖縄諸島
前方に突き出た大きな顎と数珠状の短い触覚が特徴的なちょっと変わった風貌のカミキリムシ。マツ林などでごく普通に見られ、夜間、明かりに飛来した個体を目にする機会も多いお馴染みの種。日中は倒木の下などに潜んでおり、日が暮れると活動を開始し、クロマツ・アカマツ・モミ・トウヒ・カラマツ・ヒノキ・スギ等の各種針葉樹の立枯れや伐採木に多数飛来する。日没直後は材上を忙しなく歩き回る多くの個体が見られるが、しばらくすると材の裏や土中に姿を消してしまい、あっという間に殆どの個体が見られなくなってしまう。幼虫は針葉樹の根を食べるという。本種を知らない人からはしばしばクワガタのメスに間違われる。