トオヤマシラホシナガタマムシ

Agrilus ventricosus Fairmaire

体長|約12ミリ

時期|7~8月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・社寺林

分布|本州

1. 2010.08 長野県

2. 2010.08 長野県

3. 2010.08 長野県

4. 2010.08 長野県

5. 2010.08 長野県

6.羽脱孔

7. 2010.08 長野県

8. 2010.08 長野県

9. 2010.08 長野県

ナガタマムシとしては大型の部類で、全身に強い金属光沢があり、上翅には3対の白色紋を備えた美しい種。山地に生息し、エゾエノキに集まるが生息地は限られ、あまりお目にかかれない珍しい種。そもそもホストであるエゾエノキ自体が少ない。エゾエノキの葉を後食するほか、衰弱木や新しい立枯れにも集まり、そこに産卵する。条件が良い木では、樹幹に多数の羽脱孔が空いており、複数個体が歩き回っている姿が見られる。シラホシナガタマムシに似ているが、本種の方が金属光沢が強く、体型も明らかに太短い。