タマムシ(ヤマトタマムシ)

Chrysochroa fulgidissima (Schonherr)

体長|20~40ミリ

時期|6~9月

レア度|★★★☆☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・雑木林・土場・河川敷・緑地・公園・社寺林

分布|本州・四国・九州・屋久島・種子島

1. 2010.07 神奈川県

2. 2010.07 神奈川県

3. 2010.07 神奈川県

4. 2010.07 神奈川県

5. 2010.07 神奈川県

6. 2011.08 神奈川県

7. 2011.08 神奈川県

8. 2011.08 神奈川県

9. 2011.08 神奈川県

10.生息環境

11. 2011.08 神奈川県

12. 2011.08 神奈川県

13. 2011.08 神奈川県

14. 2011.08 神奈川県

15. 2011.08 神奈川県

16. 2011.08 神奈川県

夏の里山を代表する大型でたいへん美しい種。エノキやケヤキの生木に集まり、葉を後食するほか、よく晴れた蒸し暑い日の日中にはエノキの梢付近を活発に飛び回る姿が見られる。メスはエノキ・ケヤキ・サクラ類・クヌギ・コナラ・カシ類・カキ・クワ・ニセアカシア等、各種広葉樹の衰弱木や倒木、伐採木などにも集まり、そこに産卵する。条件が良い材には複数個体が集まっている事も珍しくない。都市部の緑地や公園に生息している事もあるが、普段は木の高所にいる事が多く、目にする機会は少ない。写真10の土場には非常に多くの本種が集まっており、伐採木には勿論、それを取り囲むように生えていたカラスウリの葉上にも多くの個体が見られ、交尾なども観察する事が出来た(写真6~9写真12~14)。オスが土場に来る事は珍しいと思う。これがカラスウリではなく、ホスト植物のエノキの葉とかだったら写真的には最高だったのだが...。