オオチャイロハナムグリ

Osmoderma opicum Lewis

体長|22~32ミリ

時期|7~9月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|NT

環境|森林

分布|本州・四国・九州・屋久島

1. 2011.08 栃木県

2. 2011.08 栃木県

3. 2011.08 栃木県

4. 2010.07 群馬県

5. 2007.08 群馬県

6. 2007.08 群馬県

7. 2007.08 群馬県

8. 2007.08 群馬県

9. 2007.08 群馬県

10.生息環境 2007.08 群馬県

山地のブナ・ミズナラ等の落葉広葉樹林に生息する大型のハナムグリ。トチノキ・ブナ・カツラ・ミズナラ・サワグルミ・ケヤキ・クワ・スギ・ヒノキ等、様々な樹木の生木及び立枯れの樹洞や裂けめ等に見られ、幼虫は樹洞内部に溜まった腐植土を食べて育つ。オスは樹洞の入り口付近に陣取り、メスの飛来を待っている姿がしばしば見られる。同じ樹洞に複数個体が見られる事も珍しくない。成虫は強いジャコウのような芳香を放ち、近くに本種がいるとすぐにそれと分かるほど強力で、匂いを頼りに本種を見つける事も可能。昼間に飛翔するが、花や樹液に来ることは無い。準絶滅危惧種(NT)に指定されている。