フェリエベニボシカミキリ

Rosalia ferriei Vuillet

体長|19~37.9ミリ

時期|6~7月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁

分布|奄美大島

1. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

2. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

3. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

4. 2019.07 鹿児島県

5.生息環境

6. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

7. 2019.07 鹿児島県

8. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

9. 2019.07 鹿児島県(奄美大島)

鮮やかな朱色が目を引く大変美しいカミキリムシ。奄美大島にのみ生息し、個体数も少ない珍しい種。ヤマモモ・スダジイ・ウラジロガシ・イジュ・トキワガキ等のやや腐朽の進んだ立枯れや倒木に集まり、交尾・産卵する。また、イジュ等の花やバナナトラップに来る事もあると言う。奄美大島の条例で希少野生動植物に指定されている為、採集する事は出来ない。

初めて訪れた奄美大島。目的はフェリエベニボシカミキリ(以後フェリベニ)ただ一つ。ハブの恐怖に怯えながら何時間も林内をさ迷い歩いてると、突如目の前に現れたウラジロガシの巨木。その太い幹は途中でポッキリ折れていて、ただならぬオーラを放っている。「これはいるかもしれない…」高鳴る鼓動を抑えつつ、その巨木の樹幹を慎重に見ていくが、残念ながらそこにフェリベニの姿は無かった。「なんだ、いないのか...」がっくり肩を落として、ふと傍らに横たわる巨木の折れた幹(写真5)に目を向けた時だった。「い、い、いた~~~!!」その材はかなり不朽が進んでボロボロになっていたため、とてもカミキリムシが集まるようには見えなかったのだが、意外にもフェリベニはこういう材を好むらしい。なんとこの材には5匹ものフェリベニがとまっていたのだった。