甲虫目>カミキリムシ科>ノコギリカミキリ亜科
体長|20~48ミリ
時期|5~9月
レア度|★★☆☆☆
RDBカテゴリー|なし
環境|森林・緑地・社寺林
分布|北海道・利尻島・奥尻島・千島列島・本州・伊豆諸島・佐渡・隠岐・四国・九州・壱岐・五島列島・甑島列島
平地~山地で普通に見られるお馴染みのカミキリムシ。夜間、灯りに飛来した個体を見ることが多いが、日中に林道沿いを飛んでいたり、地面を這っている姿を目にする事もある。また、林内の樹幹や根際に静止している事も多い。メスはかなり大型の個体もおり、卵を持っている個体は腹がはち切れそうなほどに膨らんでいて迫力がある(写真4・写真5)。寄主植物は各種針葉樹・広葉樹・タケ類などの根茎。よく似た種にニセノコギリカミキリがいるが、本種は前胸に光沢がある事などから区別する事が出来る。
メスは日中、樹幹や根際にとまってコーリングしている事があり、オスが飛来しないかと、しばらく待ってみたり、時間を空けて再訪するのだが、待てど暮らせどオスが飛来する事はなく、諦めてその場を後にしてしまう事、幾度。それが都市部の公園など、周りから隔離された環境だと、ここにはもうオスはいないのではないか?と心配になってしまったりする。2019年、樹幹にとまる立派なメスを見つけ(写真5)、撮影していたところ、産卵管を伸ばしてコーリングを始めたので(写真7)、撮影しつつ待機していると、10分も経たないうちにオスが飛来し、あっという間に交尾に至った(写真8)。さらに観察していると、地面に降りて、土中に腹を突き立てるような行動も観察する事が出来た(写真9)。恐らく産卵していると思われる。