セアカハナカミキリ(クロオオハナカミキリ)

Macroleptura thoracica (Creutzer)

体長|18~30ミリ

時期|7~8月

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁

分布|北海道・礼文島・千島列島・奥尻島・本州

1. 2011.07 栃木県

2. 2011.07 栃木県

3. 2011.08 栃木県

主にブナ帯で見られる大型のハナカミキリで、その大きさはオオヨツスジハナカミキリと並んで日本産ハナカミキリとしては最大級。他の多くのハナカミキリより遅れて出現し、ブナ・ハリギリ・ダケカンバ・オヒョウ・アカトドマツ・アカエゾマツ・モミ等の立枯れや倒木に集まり、交尾・産卵する。稀にノリウツギ・リョウブ等の花に来る事もあるという。色彩には変異があるが、基本的には全体黒色の個体と、上翅が赤褐色をしている個体の、2タイプがある。