アオカミキリ

Schwarzerium quadricolle Bates

体長|21~30ミリ

時期|6~8月

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・緑地・公園

分布|北海道・本州・四国・九州・飛島・粟島・対馬・屋久島

1. 2014.06 神奈川県

2. 2014.06 神奈川県

3. 2014.06 神奈川県

4.産卵 2011.06 神奈川県

5.産卵 2011.06 神奈川県

6.産卵 2011.06 神奈川県

7.卵

8.羽脱孔

9. 2011.06 神奈川県

10. 2011.06 神奈川県

11.幼虫の食痕

大型で美しいカミキリムシ。平地~山地に生息し、アカメガシワ・クリ・リョウブ・ノリウツギ等の花に集まるほか、イタヤカエデ・イロハモミジ・クリ・ヤシャブシ・フウ・サカキ等の生木にも集まり、枝先周辺を飛び回る姿が観察される。特にカエデ類を好み、細枝の分岐部などに透明の粘着物質で張り付けるようにして産卵する(写真7)。生息地は広いが、基本的にどこでも少ないのが普通。しかし、イロハモミジが植栽された公園等ではしばしば大発生する事がある。ホスト樹幹の羽脱孔(写真8)や落ち枝断面の幼虫の食痕(写真11)を探す事で、本種の生息を知る事が出来る。