トラフホソバネカミキリ

Thranius variegatus Bates

体長|9~28ミリ

時期|6~8月

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・土場

分布|北海道・本州・冠島・四国・九州・沖ノ島(福岡県)・対馬・黒島・屋久島・三宅島・御蔵島・中之島・奄美大島・徳之島

1. 2011.06 神奈川県

2. 2011.06 神奈川県

3. 2011.06 神奈川県

4.生息環境

5. 2011.06 神奈川県

6. 2011.06 神奈川県

7. 2011.07 神奈川県

8. 2015.07 神奈川県

9. 2015.07 神奈川県

10. 2015.07 神奈川県

11. 2015.07 神奈川県

上翅が翅端に行くほど細くなり、下翅が一部露出しているのが特徴的なハチ擬態のカミキリムシ。シイ・タブ・アブラチャン・ハルニレ・アカメガシワ・ヤブツバキ等の衰弱木や立枯れ、倒木などに集まるが、特にアカメガシワに好んで集まる。オスは衰弱木・立枯れの樹幹やその周辺の植物上に陣取ってメスの出現を待ち受け、複数匹が集まっている事もしばしばある。メスは午後、特に夕方頃に活発に活動する印象で、衰弱木や倒木に飛来し、交尾・産卵する。雌雄共に、立枯れ・衰弱木の周辺の植物葉上に静止している事も多いので、樹幹だけではなく、周辺の植物上も良く探すと良い。オスは小型の個体が多いが、メスは大型になりとてもカッコ良い。学名からトラニウスの愛称で呼ばれる事もある。