ゴマダラカミキリ

Anoplophora malasiaca (Thomson)

体長|25~35ミリ

時期|6~8月

レア度|★★☆☆☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・河川敷・緑地・公園・果樹園・住宅地(街路樹・庭木)

分布|北海道・本州・四国・九州・佐渡・隠岐・対馬・壱岐・伊豆諸島・沖縄

1. 2014.06 神奈川県

2. 2014.06 神奈川県

3. 2014.06 神奈川県

4. 2014.06 神奈川県

5.産卵する♀ 2010.07 東京都

6. 2010.07 東京都

カミキリムシと言えば本種を想像する人も多い、一般に最もよく知られている有名なカミキリムシ。平地~低山地で普通に見られ、市街地の公園や住宅地の庭木など、ごく身近な環境に生息している事も多々あり、目にする機会も多い。ヤナギ類・ヤシャブシ類・ハンノキ類・ミカン類・カエデ類・オリーブ類・バラ科・ブナ科・プラタナス・エゴノキ・イタドリ等、様々な植物の生木に集まり、その樹皮を後食する。産卵はそれら植物の根際に行われる。果樹園や公園等ではしばしば害虫扱いされ、普通種という事で虫屋さんからもぞんざいに扱われてしまう事もあるが、カミキリムシの中ではかなり大型の部類であり、よく見ると本当に美しい素晴らしい昆虫である。