アサカミキリ

Thyestilla gebleri (Faldermann)

体長|10~15ミリ

時期|5~8月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|VU

環境|草原・牧場

分布|本州・四国・九州

1. 2010.06 神奈川県

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その見た目からよくヒマワリの種に比喩されるお洒落で可愛らしいカミキリムシ。全身黒色で両側と中央部に白条を備える個体と、全身が黄白色の微毛に覆われる個体の2タイプがいる。アザミ類などのキク科植物に集まり、葉を後食する。かつてはアサの害虫として多産していたというが、麻薬取締法によりアサの栽培が禁止されてからは激減してしまい、レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)にも指定されている。現在ではごく限られた草原や牧場などに局地的に生息しているのみで、それらの生息地も開発などにより消失、減少しているという。