体長|8~13ミリ
時期|5~8月
レア度|★★★☆☆
RDBカテゴリー|なし
環境|森林・雑木林・土場
分布|北海道・本州・九州
小型ながら非常に美しいタマムシで、雑木林などに生息している。どこにでもいるという訳ではないが、やや普通に見られ、生息地での個体数も少なくない。ミズナラ・クヌギ・クリ等の伐採木や衰弱木に集まり、そこに産卵するほか、ミズナラやクヌギ等の生木やひこばえにも集まり、葉を後食する。太陽光下で見る伐採木上の本種は、遠くからでもキラキラと輝いて非常に目立ち、初めて見つけた時には、昆虫とは思わずに、「何でこんなところに緑色の金属片が?」と、思ってしまい、本種だと気が付いた時にはその美しさに感動した。よく似た種にマスダクロホシタマムシがいるが、本種は小楯板が台形をしている事などから区別する事が出来る。