ヒシモンナガタマムシ

Agrilus discalis E.Saunders

体長|5~10.2ミリ

時期|4~5月

レア度|★★☆☆☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・緑地・公園

分布|本州・四国・九州・伊豆諸島・対馬

1. 2010.05 神奈川県

2.樹皮下で越冬していた個体 2009.03 山梨県

3. 2009.03 東京都

4.チビタマムシと共に樹皮下で越冬していた個体 2009.03 山梨県

5. 2012.05 神奈川県

ひし形の斑紋が特徴的なナガタマムシ。各地で普通に見られ、市街地周辺の緑地や公園に生息している事も多い。エノキ・ムクノキ・ケヤキに集まり葉を後食するほか、それらの粗朶にも集まり、そこに産卵する。新成虫は秋に出現し、スギ・ヒノキ・ケヤキ等の樹皮下で成虫越冬するというナガタマムシとしては珍しい生態を持っており、複数匹が集まっていたり、チビタマムシ等の他種昆虫と一緒になって越冬している事も多い。