アカムネハナカミキリ

Macropidonia ruficollis Pic

体長|11~16.7ミリ

時期|6~8月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|VU

環境|疎林・林縁

分布|本州・四国

1. 2010.07 長野県

2. 2010.07 長野県

3. 2010.07 長野県

4. 2010.07 長野県

5. 2008.07 長野県

6. 2008.07 長野県

7. 2008.07 長野県

8. 2008.07 長野県

9. 2008.07 長野県

山地に生息するが、生息地は極限られ、確実に見られるのは長野県の1ヶ所のみという珍しいカミキリムシ。長野県の生息地では、時期さえ外さなければ出会える可能性は比較的高く、早朝からクロツバラやその周辺の植物上にとまっている姿が見られる。産卵はクロツバラの根際に行われ、幼虫はその根を食べると考えられている。長野県の生息地は、非常に狭い範囲に限られるうえ、毎年多くの採集者が訪れている。それにもかかわらず、毎年安定して発生しているのには、驚かされ、不思議に思わずにはいられない。とはいえ、採集圧や踏みつけ等による環境の悪化は無視出来ず、絶滅危惧Ⅱ類(VU)にも指定されている。