オオヒョウタンゴミムシ

Scarites sulcatus Olivier

体長|28~42ミリ(大顎含む)

時期|5~11月

レア度|★★★★★

RDBカテゴリー|NT

環境|砂浜海岸・河原砂地・防風林

分布|北海道・本州・四国・九州・伊豆諸島

1. 2007.09 愛知県

2. 2007.09 愛知県

3. 2007.09 愛知県

4. 2007.09 愛知県

5. 2007.09 愛知県

6.ヒョウタンゴミムシとの大きさ比較

体長が40ミリ近くもある超大型ゴミムシ。植物が生い茂るような自然度が高い砂浜海岸や河原の砂地に見られる。深い坑道を掘り、日中はその中や、流木の下などに潜んでいるが、夜間は獲物を求めて地表を徘徊する。灯りに来る事もある。生息地は限られるが、場所によっては多産する所もある。車の乗り入れや松枯れ防除のための農薬散布、護岸化などによって生息地は悪化、減少しているようで、準絶滅危惧種(NT)に指定されている。写真1~5は海岸からやや離れた防風林脇の側溝に落ちていた個体。

本種の大顎は強力で、大型の甲虫でさえもバリバリと噛砕いて食べてしまう。ある虫屋さんに聞いた話だが、本種とオサムシ、マイマイカブリを同じ容器に入れて飼育していたところ、オサムシとマイマイカブリは粉々に噛砕かれて食べられてしまったという。現に、生息地でベイトトラップをかけた時、同じベイトトラップに本種とオサムシモドキが落ちていた場合、オサムシモドキはもれなく粉々に粉砕され、見るも無残な姿になっていた。一方で、オオヒョウタンゴミムシが複数個体落ちた場合は、そのような事態は起こっていなかった。どうやら共食いはしない?らしい。