ホソツツリンゴカミキリ
Oberea nigriventris Bates
環境|森林・林縁
分布|本州・四国・九州・対馬・屋久島
4.イケマの茎を後食する個体 2007.07 山梨県
8.周辺の植物に移動した個体 2007.07 山梨県
9.周辺の植物に移動した個体 2007.07 山梨県
非常に細長い体つきが特徴的なカミキリムシ。主に山地で見られ、イケマ・キジョラン・カモメヅル等のガガイモ科植物(ツル性)に集まり、葉や茎(ツル)を後食する。茎を後食する時や産卵する際、螺旋状の噛み傷(写真4・写真5)をつける為、本種を探す手掛かりとなる。イケマには毒があり鹿が食べないため、鹿の食害が進んでいる地域では、イケマが増殖し、それに伴い本種も増えているという。