ホソツツリンゴカミキリ

Oberea nigriventris Bates

体長|9~18ミリ

時期|5~8月

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁

分布|本州・四国・九州・対馬・屋久島

1.イケマにとまる個体 2007.07 山梨県

2.イケマにとまる個体 2007.07 山梨県

3.茎を後食する個体

4.イケマの茎を後食する個体 2007.07 山梨県

5.螺旋状の噛み傷 2007.07 山梨県

6.イケマにとまる個体 2007.07 山梨県

7.イケマにとまる個体 2007.07 山梨県

8.周辺の植物に移動した個体 2007.07 山梨県

9.周辺の植物に移動した個体 2007.07 山梨県

非常に細長い体つきが特徴的なカミキリムシ。主に山地で見られ、イケマ・キジョラン・カモメヅル等のガガイモ科植物(ツル性)に集まり、葉や茎(ツル)を後食する。茎を後食する時や産卵する際、螺旋状の噛み傷(写真4写真5)をつける為、本種を探す手掛かりとなる。イケマには毒があり鹿が食べないため、鹿の食害が進んでいる地域では、イケマが増殖し、それに伴い本種も増えているという。