センノキカミキリ(センノカミキリ)

Acalolepta luxuriosa (Bates)

体長|15~40ミリ

時期|6~10月

レア度|★★★☆☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林・林縁・緑地・公園

分布|北海道・本州・四国・九州・粟島・佐渡・隠岐・対馬・壱岐・五島・男女群島ほか

1.タラの葉柄を後食する♀ 2007.07 山梨県

2.タラ幼木にとまるペア

3.本種が見られたタラの幼木

平地から山地にかけて普通に見られ、ハリギリ(センノキ)・ヤツデ・タラノキ等のウコギ科植物の生木に集まり、若枝や葉柄を後食するほか、それらの新鮮な伐採木や倒木に飛来する事もある。夜間、灯りにも飛来する。特に若い木を好み、高さが2メートルにも満たないような幼木に複数個体が集まっている事も珍しくない。警戒心が高く、不用意に近づくとポロッと落下したり、すぐに飛んで逃げてしまうので、本種のホスト植物を見つけたら、まずは遠巻きに探してみると良い。若い木を蹴飛ばすとクワガタのように落ちて来る事もあるが、地面に落ちた本種を見つけるのはなかなか難しい。