クズノチビタマムシ

Trachys auricollis E. Saunders

体長|3~4ミリ

時期|‐

レア度|★☆☆☆☆

RDBカテゴリー|なし

環境|林縁・草地・公園

分布|本州・四国・九州・佐渡・屋久島・種子島

1.クズの葉を後食する個体 2006.05 神奈川県

2.交尾する個体 2007.05 神奈川県

3.交尾しながらクズの葉を後食する個体 2007.05 神奈川県

最も身近に見られるチビタマムシで、林縁や草地でごく普通に見られ個体数も多い。クズに集まり葉を後食するほか、交尾・産卵もそこで行われ、幼虫も葉に潜り込んで葉肉を食べる。チビタマムシの仲間は、冬期に樹皮下や石下などで成虫越冬するが、本種は個体数が多いにもかかわらず、越冬している場面に出くわしたことが無い。いったいどこで越冬しているのだろうか?