ヒラヤマコブハナカミキリ

Enoploderes bicolor Ohbayashi

体長|9~17.4ミリ

時期|3~7月

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|森林

分布|本州・四国・九州

1.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2007.05 神奈川県

2.アカメガシワ樹幹にとまる♀

3.アカメガシワ樹幹にとまる♀

4.アカメガシワの洞と本種(矢印)

5.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2007.05 神奈川県

6.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2007.05 神奈川県

7.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2007.05 神奈川県

8. 2009.04 神奈川県

9. 2009.04 神奈川県

10.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2009.04 神奈川県

11.アカメガシワ樹幹にとまる♂ 2009.04 神奈川県

12.発生木

13.交尾 2010.04 神奈川県

早春、桜の花が咲く頃に出現し、アカメガシワやカエデ等、各種広葉樹の樹洞やその周辺で見られ、時にスギの樹洞で見られる事もあるという。同じ樹洞に複数個体が一緒にいる事も珍しくない。一生の大半を樹洞内で過ごし、交尾・産卵もその中で行われる。かつては大変珍しい種とされ、林縁などを飛翔中の個体がたまたま見つかる程度であったが、その生態が判明してからは各地で見つかるようになった。春先にだけ出現する昆虫を「スプリング・エフェメラル」と呼ぶことがあるが、本種はよくカミキリ界を代表するスプリング・エフェメラルの1つに称される。