体長|9~17.4ミリ
時期|3~7月
レア度|★★★★☆
RDBカテゴリー|なし
環境|森林
分布|本州・四国・九州
早春、桜の花が咲く頃に出現し、アカメガシワやカエデ等、各種広葉樹の樹洞やその周辺で見られ、時にスギの樹洞で見られる事もあるという。同じ樹洞に複数個体が一緒にいる事も珍しくない。一生の大半を樹洞内で過ごし、交尾・産卵もその中で行われる。かつては大変珍しい種とされ、林縁などを飛翔中の個体がたまたま見つかる程度であったが、その生態が判明してからは各地で見つかるようになった。春先にだけ出現する昆虫を「スプリング・エフェメラル」と呼ぶことがあるが、本種はよくカミキリ界を代表するスプリング・エフェメラルの1つに称される。