クロカタビロオサムシ

Calosoma maximowiczi (Morawitz)

体長|22~31ミリ

時期|-

レア度|★★★★☆

RDBカテゴリー|なし

環境|落葉広葉樹林・林縁

分布|北海道・本州・四国・九州

1.土中で越冬していた 2007.01 東京都

2. 2007.01 東京都

3.土中で越冬していた 2007.01 東京都

4.土中で越冬していた 2007.01 東京都

5.土中で越冬していた 2009.02 東京都

6. 2009.02 東京都

7.土中で越冬していた 2009.02 東京都

平地~山地の落葉広葉樹林に生息し、地上を歩き回るほか、木に登って樹上生活もする。鱗翅目の幼虫を好んで捕食し、数年おきに大発生を繰り返すブナアオシャチホコやマイマイガの幼虫の天敵として有名で、それらが大発生する年には本種も大発生することが知られている。冬期は土中に綺麗な丸い越冬窩(部屋)を作り、その中で単独越冬する。オサムシの仲間は後翅が退化して飛べないものがほとんどだが、本種が属するカタビロオサムシ亜族の仲間には後翅があり、飛ぶ事が出来る。夜間、灯りにも飛来する。複数の都道府県のレッドデータブックに掲載されている。