オオマルガタゴミムシ
Amara gigantea (Motschulsky)
環境|湿地・河川敷
分布|北海道・本州・四国・九州
3.朽木中で越冬していた♂ 2006.12 東京都
4.朽木中で越冬していた♀ 2006.12 東京都
湿地や河川敷でふつうに見られる大型のゴミムシ。夜間、歩き回って小動物などを捕食するほか、植物の種子も好んで食べるようで、地面に落下した種子に齧りついている姿をしばしば見かけ(写真5・写真6)、時として、種子が落ちている樹木の下に集結している事がある。種子と勘違いでもしたのか、アスファルトの地面の出っ張りをひたすら噛み続けている個体を見た事がある。土中や朽木中で単独越冬する。オスの体には光沢があるが、メスには光沢がほとんど無い。夜間、灯りにも飛来する。